09. Web制作における企画書作成のポイント

企画書って、なんとなく難しそうで後回しにしちゃうんだよね…。

実は、Web制作の成功を左右する大事なステップなんだよ!
✴️ 企画書とは?
- Webサイトの目的・方向性・構成・機能などをまとめた設計書
- クライアントとの合意形成、制作メンバーへの共有にも使われる
- 提案書・設計概要・骨子資料などとも呼ばれる
✴️ 企画書を作る目的
- クライアントと認識のズレをなくす
- プロジェクト全体の進行・制作方針を明確にする
- メンバーが判断に迷わず動ける基盤を作る
✴️ 企画書に含めるべき基本項目
項目 | 内容例 |
---|---|
サイトの目的 | 認知向上/集客/ブランディング/採用強化 など |
ターゲット層 | 性別/年齢/属性/行動傾向(ペルソナ)など |
サイトの特徴 | 他サイトとの違い、コンセプト、差別化ポイント |
コンテンツ案 | どんなページ・情報を掲載するか(例:商品紹介、FAQなど) |
機能要件 | 問い合わせフォーム、CMS導入、予約システムなど |
構成案 | サイトマップ(階層図)、主要ページのレイアウト方針 |
表現方針 | トーン&マナー、使用する色・写真・イメージ |
参考サイト | 理想のデザインや構成に近い既存サイト |
スケジュール案 | ヒアリング〜公開までの大まかな流れ |
予算感 | 必要に応じて制作費・保守費などの概算 |
✴️ フォーマットの例(構成サンプル)
- 表紙(プロジェクト名/提出日/提出者など)
- 目的と背景
- ターゲットの明確化(ペルソナ図など)
- サイトの役割とコンセプト
- サイト構成(サイトマップ・ページ案)
- コンテンツ一覧(概要・重要ページの説明)
- 必要機能と技術要件
- デザインイメージ(言葉/参考サイト/色・雰囲気)
- 制作スケジュール
- その他(SEO対応/運用方針など)
✴️ 企画書の作成時のポイント
- 読み手は「非エンジニア」が多い → 専門用語は避けて、図やビジュアルで補足
- 一貫性がある構成にする → コンセプト・ターゲット・デザインがずれていないか
- 更新・保守も見越した提案 → 作った後の運用も視野に
✴️ 便利な作成ツール
ツール名 | 特徴 |
---|---|
PowerPoint/Keynote | ビジュアルで伝えるのに最適 |
Googleスライド | 複数人での編集やクライアント共有に便利 |
Notion | ドキュメント+画像+リンクで柔軟に表現可 |
Adobe XD/Figma | ワイヤーや構成とあわせて整理しやすい |
🌟 まとめ:企画書は“Web制作の設計図”
項目 | ポイント |
---|---|
目的 | クライアント・チームでの共通理解のため |
構成 | サイトの目的/構成/機能/スケジュールを整理 |
書き方のコツ | わかりやすく、論理的に。図・表・イメージで補足 |
成果 | ぶれない制作と安心感のある提案ができる |

企画書って「準備の資料」じゃなくて、「方向を決める地図」みたいなものなんだね!

その通り!企画書がしっかりしてると、全体がスムーズに動くようになるよ♪