14. 実務に活きる!Webコーディングの基本とコツ

コーディングって順番とか書き方で、仕上がりが全然違うって聞いたけど?ん

うん、正しい順序と基本を守るだけで“読みやすくて評価されるコード”になるんだよ!
✴️ コーディングの基本的な作業順序
- まずはトップページから着手
- ページ構成のベースとなる要素が多いため、最初に取り掛かるべき
- PC版を先に作る
- 横幅1440pxを基準にレイアウトを整える
- スマホ(SP)対応は後から行う
- iPhone12(390px)での見え方を基準に仕上げる
✴️ レイアウトは「大枠から決める」
- 最初に全体の構造を把握し、main・header・footerなどのブロック構造をしっかり作る
- そこから中身の装飾や細部の調整に進むのがベスト
✴️ position使用に関するルールと注意点
❌ 禁止:大枠のレイアウトにposition
を使う
position:absolute
で組まれたレイアウトはレスポンシブ対応で破綻しやすい- 複雑になると自分でも何をしているか分からなくなる
✅ position
を使ってもよい場面:
- 明らかな装飾要素
- 大枠が決まった後の細かな装飾
- どうしても通常のフローで表現できない例外的ケース
📌 transform: translate()
の併用はOK
📌 position: fixed
はナビゲーションや戻るボタンなどで有効活用できる
✴️ 基本レイアウトは「margin: 0 auto」と「flexbox」でOK!
-
margin: 0 auto;
→ 中央揃えの基本- 幅が設定されていないと効かないので注意!
-
margin-left: auto;
またはright
→ 左右寄せに使える- ブロック要素限定で有効
-
flexbox
→ 現代レイアウトの標準- 親子関係(コンテナとアイテム)を正しく意識
- 横並びにしたい要素だけをアイテム化するのがコツ
✴️ 就職活動でも「position多用」はマイナス評価に
position
で組まれたコードは管理が難しく、メンテナンス性が低い- 実務で敬遠される書き方が身についていると、企業からの評価が下がる可能性あり
- flexboxベースのレイアウトがコーダー就職の必須スキル
✴️ レスポンシブ設計時の考え方
-
PC・SP以外のサイズは一旦無視してOK
- 完璧を目指してもキリがなく、進行が止まってしまう
-
まずはPC(1440px)とSP(iPhone12)で完璧に作る
-
SPでは固定幅NG!
%
やvw
を使って多少の端末差でもレイアウトが崩れないように
✴️ overflow-x: hidden; の使い方
- 画面の横スクロールを防止するために便利
- ただし、
body
やmain
タグに多用するのは危険!- 要素のはみ出しが隠れてしまい、内部で崩れているのに気づかない
- 小さい範囲の要素に限定して使うべき
- 使い所を絞ることで、自分のレイアウト力の向上にもつながる
✴️ 重要テクニックまとめ
テクニック | ポイント |
---|---|
margin: 0 auto; |
要素中央に揃える。幅指定が必要 |
margin-left: auto; 等 |
ブロック要素の右寄せ/左寄せに便利 |
flexbox |
横並べに最適。親子関係を正確に作る |
CSSアニメーション/遷移 | transition と@keyframes で動きをつける |
iPhone対応 | tel リンク自動化の防止、フォントサイズの勝手な拡大対策 |
transform: translate |
position と併用して装飾的な微調整に有効 |
🌟 まとめ:基本を押さえることが、信頼されるコーダーへの第一歩!
ポイント | 解説 |
---|---|
作業順序 | Top → PC → SPの順で進める |
レイアウト方針 | positionよりもmargin/flex中心で構築 |
レスポンシブ対応 | まずはPC・SPに集中。中間サイズは後回しでOK |
評価される書き方 | 読みやすく、メンテしやすいレイアウトを意識 |
成長につながる習慣 | 何のためにそのCSSを使ったのかを理解しながら書くこと |

なるほど、コーディングも“考えて書く”ってことが大事なんだね!

うん!見た目だけじゃなく、後から見ても分かりやすいコードがプロの証だよ♪