04. デザイナーがよく使うフォント

ナナさん、デザインの仕事をする上でフォントってすごく大事だと思うんですけど、何が人気なんでしょうか?

そうね、ミサキ。フォントの選び方はデザインに大きな影響を与えるから、しっかり理解しておくことが必要よ。さっそく見ていきましょう!
Webサイトでよく使うフォント
多くのWebサイトで使われるフォントは以下の通りです。
- 明朝体:伝統的で落ち着いた印象。文章が多いサイトに向いている。
- ゴシック体:シンプルで現代的な印象。見出しやボディテキストに適している。
- デザインフォント:個性的なデザインを持つフォント。特別なテーマやブランドに合う。
フォントの種類
フォントの主な種類には以下があります:
- セリフ体:小さな線や飾りがあり、印刷物での可読性が高い。新聞や書籍でよく使用。
- サンセリフ体:飾りのないシンプルなデザイン。ウェブサイトに多く使われ、すっきりした印象。
- スラブセリフ体:太いセリフを持つフォントで、目を引くデザイン。見出しに最適。
- スクリプト体:手書き風のフォント。装飾的な表現に適しているが、長文には不向き。
読みやすさ
ウェブサイトでは、テキストの可読性が非常に大切です。特にボディテキストには、以下のようなフォント選びがポイントです。
- サンセリフ体の使用:デジタル環境での読みやすさを重視。
- 行間の調整:行間を広めにすると、視認性が向上。
レスポンシブデザイン
異なるデバイスや画面サイズでのフォントサイズ調整が重要です。以下のポイントに気を付けましょう。
- 相対サイズの使用:
em
やrem
を使うことで、デバイスに応じたサイズ調整が可能。 - メディアクエリ:特定の画面サイズに合わせて、フォントサイズやスタイルを変更する手法。
ブランドとの整合性
フォントはブランドイメージやメッセージに影響を与えます。ブランドに合ったフォント選びの基準は以下です。
- ブランドの性格にマッチ:カジュアルなブランドには親しみやすいフォントを、フォーマルなブランドにはセリフ体を。
- 一貫性の確保:全てのデザインに同じフォントを使うことで、ブランドの認識が強まります。
ライセンスと著作権
フォントを使用する際は、ライセンスについての理解が必要です。
- 商用利用許可の確認:ビジネスで使用する場合、商用ライセンスが必要。
- 無料フォントの選び方:著作権がクリアなフォントを選ぶよう心がけること。
フォントの組み合わせ
複数のフォントを組み合わせる際のポイントは以下です。
- コントラストを持たせる:セリフ体とサンセリフ体を組み合わせると、視覚的にバランスが取れます。
- 例:見出しにスラブセリフ体、ボディにサンセリフ体を使用。
トレンドとスタイル
最新のデザイントレンドに沿ったフォント選びが求められます。以下の点に注意しましょう。
- 人気のフォント:モダンでシンプルなデザインが好まれる傾向。
- 過去のトレンドとの比較:かつての装飾的なフォントは減少し、シンプルなものが増加しています。
まとめ
フォントはデザインに大きな影響を与える重要な要素です。適切なフォントを選ぶことで、ウェブサイトの可読性やブランドイメージを向上させることができますね。ミサキ、理解できた?

はい、ナナさん!フォント選びがデザインに与える影響って、本当に大きいんですね!